診療科目
Dentistry
歯科では、犬や猫のお口の中の健康を守るための診察を行います。毎日欠かさずに歯みがきをしていても、歯石や口臭、歯肉の腫れなどが見られることが多いです。特に成犬や成猫によく見られるお口のトラブルは、生活の質に影響を与えるだけでなく、体全体の健康とも深く関係しています。
当院では歯科用レントゲン装置を用いた歯科検査を行い、歯の状態をしっかりと確認した上で、必要に応じてスケーリングなどの専門的なケアをご提案いたします。ほかにも、ご家庭でもケアが続けられるよう、犬や猫の性格にあわせたアドバイスも行っております。さらに、抜歯など侵襲性の強い処置が必要な際には、軟部外科との連携で対応いたします。
ただし、一度抜いた歯は元に戻らないため、可能な限り抜歯せずに済むのが理想です。歯の病気は放置すると悪化するため、毎日のケアと早めの受診が重要です。また、歯の病気は他の臓器の病気と関連する可能性があることも報告されており、歯の健康を守ることは体全体の健康維持にもつながります。もし気になる様子があれば、まずは歯科の受診をご検討ください。
Typical diseases
歯周病は、歯の表面に付着した歯垢や歯石によって歯ぐきに炎症が起こる病気で、3歳以上の犬猫の多くが抱えているといわれています。初期には口臭や歯ぐきの赤みといった軽い症状しか見られないことも多く、気づかないうちに進行してしまうケースが少なくありません。
しかし、放置すると歯を支える骨が破壊され、歯がぐらついたり抜け落ちたりするだけでなく、細菌や毒素が血流に乗って全身を巡り、心臓や腎臓などの臓器に悪影響を及ぼすこともあるため、早期の対応が重要な病気です。
歯周病の主な原因は、歯磨き不足などによって歯に残った歯垢(プラーク)です。歯垢は時間とともに歯石へと変化し、歯ぐきの炎症を悪化させます。特に小型犬や短頭種は歯が密集しているため、歯垢がたまりやすく、歯周病を発症しやすい傾向があります。
治療は進行度に応じて行われ、軽度の場合は歯磨き指導などの自宅ケアの見直しが中心となります。歯石が多く付着している場合や炎症が進行している場合には、麻酔下での歯石除去や歯周ポケットの処置、重度の場合には抜歯が必要となることもあります。
歯周病は再発しやすい病気でもあるため、治療後も定期的な口腔チェックと日常的なデンタルケアを継続することが、愛犬の健康を守るうえで大切です。

当院は高度医療につきましても連携病院でのCT検査やセカンドオピニオンなど、責任をもって受け入れております。

小幡緑地どうぶつ病院併設のペットホテルでは、病院内にあるため具合が悪くなってもすぐに対応できるのが強みです。

獣医療の発展により、ペットの世界でも高齢化が進み介護やターミナルケア(終末医療)の必要性が徐々に浸透しつつあります。

当院では、時間外の夜間診療・救急・往診を承っております。

当院ではフィラリア・狂犬病などのワクチンによる予防接種や、わんにゃんドックなどの定期検診・健康診断などを行っております。

当院は、動物再生医療技術研究組合(PARM)に加入しています。
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